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正常妊婦686例にSS-7を投与し,次の結果を得た。 1)一般的にアレルギー素因のある母体から出生した児のアレルギー発現率は非常に高いが,SS-7服用した初産婦では母体のアレルギー素因による児のアレルギー発症率に差はなかった。 2)経産婦で母体アレルギー素因があり,前児のアレルギー発症率が68%であったがSS-7服用後の児のアレルギー発症率は42%と有意に減少した。 3)経産婦で母体アレルギー素因がなく,前児にアレルギーを認めた症例は59%であったがSS-7服用後のアレルギー発症率は35%と有意に減少した。 4)副作用による中止は1例もなく,妊娠合併症の出現も一般発生率より低く,安全度に問題はなかった。 5)アンケート調査での有用度は児のアレルギー疾患の発症に有用であったものは53%であった。 稿を終えるにあたり,1歳健診時アレルギーの有無を診断いただきました多くの小児科,皮膚科,耳鼻科の先生方に深謝いたします。本研究会を立ち上げ,研究途中で永眠されました故西村治夫先生に慎んで哀悼の意を表します。また,本研究にモルトハーブ酵母を御提供いただき,データ回収のお手伝いいただきました母子研(代表:馬場克子)に心より深謝いたします。 |